BI(Power BI/Tableau)とZapier/Makeを接続する
自分専用のAPIキーを発行して、外部アカウント不要でBIツールや自動化ツールをCRMデータに接続できます。
BIツール(Power BI、Tableau、Looker)や自動化ツール(Zapier、Make、n8n)をCRMのデータベースに直接接続できます。当社の外部アカウントは不要です。CRM内でAPIキーを発行し、それをツール側に設定するだけです。すべて読み取り専用で、あなたのテナントのデータに限定されます。
前提条件
- 認証ヘッダー付きのREST/JSON APIを利用できるBIツール(Power BI、Tableau、Looker Studio)または自動化ツール(Zapier、Make、n8n)のアカウント。
- Sellioにおいて、設定→APIでAPIキーを発行できる管理者権限。
1) APIキーを発行する
- 設定→APIを開きます。
- 新しいAPIキーを作成し、値をコピーします(sk_で始まり一度しか表示されないため、パスワードと同様に扱ってください)。
- 各ツールでは、このキーをヘッダーに設定します: Authorization: Bearer sk_...
💡 読み取りはすべて、そのキーを所有するテナントのコンテキストで行われます。他社のAPIキーがあなたのデータを見ることはなく、あなたのキーが他社のデータを見ることもありません。
2) データエンドポイント(「テーブル」)
- GET /api/v1/objects: 利用可能なオブジェクト(BIが読み取れる「テーブル」)の一覧を取得します。
- GET /api/v1/data/{object}: そのオブジェクトのレコードを行形式にフラット化したもので、id、created_at、updated_at、owner_id、および各フィールド(フィールドのapi_name)の列という安定したカラム構成です。
ページネーション: ?page=1&pageSize=100(または?limit=と?offset=)を使用します。pageSizeの上限は200です。レスポンスにはobject、columns(各列の名前と型)、page、pageSize、total、rowsが含まれます。
3) Power BI / Tableau / Looker
- Power BIの場合: データを取得→Web。Tableauの場合: Web/JSONコネクタ。Looker Studioの場合: JSON/URLコネクタ。
- データURLを指定します。例: https://YOUR-CRM/api/v1/data/opportunity
- AuthorizationヘッダーにBearer sk_...(あなたのAPIキー)を値として追加します。
- カラムは安定しており型も付いているため、一度マッピングすれば新しいレコードが増えてもレポートはそのまま動作し続けます。
4) Zapier / Make / n8n
- ポーリング型トリガー(「新規/更新レコード」): GET /api/v1/data/{object}?updated_since=<ISO>(またはcreated_since=<ISO>)を呼び出すことで、前回チェック以降に変更・作成されたものだけを受け取れます。最新のレコードが先頭に来ます。
- 即時トリガー: 設定→Webhooksでアウトバウンドwebhookを作成し、そのURLをZapierの「Catch Hook」(またはMake/n8nの「Custom Webhook」)に指定します。レコードが作成・更新されるたびに、CRMは署名付き(HMAC)イベントを即座に送信します。
Example: 差分ポーリングの例: https://YOUR-CRM/api/v1/data/lead?updated_since=2026-01-01T00:00:00Z&pageSize=50
設定→連携の「BI・外部自動化」カードには、エンドポイントへのリンクとAPIキー発行へのショートカットがまとめられています。
テスト方法
- 簡易テスト: Authorization: Bearer sk_...ヘッダーを付けてGET https://YOUR-CRM/api/v1/objectsを開き(拡張機能付きのブラウザ、Postman、またはcurlで)、オブジェクト一覧を確認します。
- データ読み取り: GET /api/v1/data/opportunity?pageSize=5を呼び出し、行にid、created_at、updated_at、owner_idと各フィールドの列が含まれていることを確認します。
- BIの場合: データURLを指定して接続を作成し、カラムが型付きで表示されることを確認します。Zapier/Makeの場合: テストを実行し、レコードが届くことを確認します。
トラブルシューティング
- 401 Unauthorized: APIキーが未設定、間違っている、または「Authorization: Bearer sk_...」の形式で送信されていません。設定→APIで新しいキーを発行し(値は一度しか表示されません)、ツール側を再設定してください。
- エンドポイントで404: URLを確認してください。オブジェクトは/api/v1/objects、データは/api/v1/data/{api_name}にあります。オブジェクトの正確なapi_name(ローカライズされたラベルではなく)を使用してください。
- 少数の行しか返ってこない: 結果はページネーションされています。?page=1&pageSize=200(最大200)を使い、ページを順に取得してください。差分読み取りには?updated_since=<ISO>を使用します。
- 即時webhookが発火しない: 設定→Webhooksのアウトバウンドwebhookが「Catch Hook」(Zapier)/「Custom Webhook」(Make/n8n)を指しており、有効になっていることを確認してください。CRMは送信に署名(HMAC)するため、ツールがシークレットを要求する場合は検証してください。
- 自分のデータしか読み取れない: これは正常な動作です。各APIキーは所有テナントに隔離されており、他社のデータを見ることはありません。