生産者ポータル · メールでのアクセスと表示される内容
生産者ポータルは、農業生産者が許可されたメールアドレスでログインし、自分の見積、穀物契約、バーター取引、技術訪問、ロットを確認できる社外向けの画面です。パスワードはありません。登録済みのメールアドレスに届くリンクでアクセスし、生産者は自分のものだけを見られます。このページでは、アクセスの付与方法、生産者のログイン手順、表示される内容を説明します。
何のためのものか
販売代理店にかかってくる電話の半分は、生産者からの問い合わせです。自分の提案はどうなっているのか、バーターの引き渡しはあとどれだけ残っているのか、ロットの番号は何か、といった内容です。ポータルはそれに自動で答えます。参照専用なので、生産者は確認するだけで、何も変更しません。商談の実務はこれまでどおりシステムの中で、御社のチームとともに進みます。
アクセスを付与する
- 「アグリ」のメニューを開き、「生産者」タブに進み、対象の生産者を選びます。
- ポータルのアクセスのブロックで、「ポータルのアクセス用メールアドレス」に、許可するメールアドレスをカンマ区切りで入力します。
- 「アクセスを保存」をクリックします。
- 「ログイン情報をコピー」をクリックします。ワークスペースのコードが入ったポータルのアクセス用アドレスがクリップボードに入ります。
- そのアドレスを、生産者とふだん使っている連絡手段で送ります。
生産者のログイン手順
- 生産者が、送られてきたアドレスを開きます。
- 画面で「ワークスペースのコード」(リンクから自動で入力されています)と本人のメールアドレスが求められます。
- 「アクセスリンクを受け取る」をクリックします。
- そのメールアドレスが許可リストにあれば、ログイン用ボタンの入ったメールが届きます。リンクの有効期限は 30 分です。
- クリックすると、上部に生産者名が表示されたポータルが開き、セッションは一定期間、パスワードなしで有効です。
- 「ログアウト」ボタンで終了します。
画面は、許可されたメールアドレスでも未知のメールアドレスでも同じ文言を返します。「このメールアドレスにアクセス権があれば、リンクが届きます」という文言です。これは意図的です。場合ごとに違う答えを返せば、部外者にどのメールアドレスが登録されているかを教えてしまうからです。
ポータルに表示される内容
- 見積: その生産者向けの提案です。作物、状況、小計が表示されます。
- 穀物契約: 契約ごとの品目、数量、状況です。
- バーター: 交換取引です。品目、引き渡しを約束した数量、状況が表示されます。
- 訪問: 記録された技術訪問です。目的、日付、状況が、新しい順に並びます。
- ロットとトレーサビリティ: その生産者のロットです。ロット番号とトレーサビリティ番号が表示されます。
ポータルは 10 言語で表示され、生産者のブラウザの言語に従って選ばれます。データのないセクションは消えるのではなく、まだ何もない旨のメッセージを表示します。
分離の考え方
アクセス権は、そのメールアドレスが属する生産者に固定されます。生産者が他の生産者のデータを要求する手段はありません。ひもづけはアクセスリンク自体から来るもので、ブラウザが申告する情報によるものではないからです。許可はログイン時だけでなく、アクセスのたびに確認し直されます。
アクセスを止める
- 「生産者」タブで対象の生産者を開きます。
- 「ポータルのアクセス用メールアドレス」からそのメールアドレスを削除します。
- 「アクセスを保存」をクリックします。
停止はその場で効きます。相手がまだセッションを開いていても、メールにリンクが残っていても、次のアクセスは拒否されます。許可リストが訪問のたびに確認し直されるからです。この欄をすべて空にすると、その生産者のポータルは無効になります。
よくある質問
- 生産者は何かを変更できますか。できません。ポータルは参照専用です。
- 生産者に原価や利益率は見えますか。見えません。自分の見積の小計と自分の契約の数量が見えるだけで、御社の業務の中身は見えません。
- リンクの有効期限が切れました。同じ画面でもう一度申請すれば十分です。リンクは安全のため 30 分で失効します。
- メールが届きません。許可リストのメールアドレスが余分な空白もなく完全に一致しているか確認し、生産者に迷惑メールフォルダを見てもらってください。
- 業種機能のほかに有効にするものはありますか。ありませんが、アグリの業種機能が有効で、生産者に少なくとも 1 つの許可されたメールアドレスが登録されている必要があります。