高度な監査 · 記録の絞り込み、集計、書き出し
同じ監査画面に、ユーザー、操作、オブジェクト種別、期間、自由検索による絞り込み、ユーザー別、操作別、オブジェクト別の集計、チームの利用状況のパネル、そして絞り込んだ内容のCSV書き出しが備わっています。
監査証跡を1行ずつ読むやり方は、特定の疑いを確かめるときには機能します。しかし、3日から7日の間にこのデータに何が起きたのか、直近の四半期に誰がデータを書き出したのかといった本当の問いに答えるには、絞り込み、集計し、結果を外に持ち出す必要があります。この画面はそのためのものです。
設定を開き、監査をクリックします。絞り込みはログ設定のブロックのすぐ下にあります。
絞り込み条件
- ユーザー: 特定の人の操作に絞ります。すべてのユーザーを選ぶと元に戻ります。
- 操作: 特定の種類の操作に絞ります。たとえばデータの書き出しや削除です。
- オブジェクト種別: 特定のオブジェクトに絞ります。たとえば企業や商談です。
- 開始と終了: 日付の範囲です。終了日はその日一日を含みます。
- 検索: 自由入力のテキストで、操作、オブジェクト種別、イベントに記録された詳細と照合されます。
- 会社: 複数の会社を使う組織にのみ表示され、その操作が行われた会社の文脈で絞り込みます。
集計
集計のカードには、現在の絞り込みに対するイベントの総数と、ユーザー別、操作別、オブジェクト別の3つの一覧が表示されます。個々の行を見る前に傾向を見つけるためのもので、たとえばその期間の削除の90%が1つのアカウントによるものだと気づけます。
チームの利用状況
チームの利用状況のカードには、人ごとに、直近30日間に実行した監査対象の操作の件数と、最後の活動がいつだったかが表示されます。これは製品の利用状況を読むものであって、営業成績を測るものではありません。記録された操作を数えるので、ログのカテゴリを無効にすると全員の件数が減ります。
CSVで書き出す
- 必要な内容だけが表に表示されるまで、絞り込みを調整します。
- 画面上部のCSVを書き出すをクリックします。
- 表示されているものと同じイベントを含むファイルがダウンロードされます。
Example: ある会社が、連絡先のデータについて法務から依頼を受けます。担当者は操作をデータの書き出し、期間を6月1日から6月30日に絞り込み、ユーザーはすべてのままにします。集計には12件のイベントが表示され、うち9件が1人、3件がもう1人によるものでした。担当者はCSVを書き出すをクリックし、各書き出しの日付、時刻、実行者、レコードとともに、そのファイルを正式な回答に添付します。
知っておくとよい制限
- 一覧と書き出しは、1回の照会あたりのイベント数の上限の範囲で動作します。動きの多い期間については、一度にすべてを取り出そうとせず、日付の範囲を小さく分けて調査してください。
- 集計とCSVは、適用した絞り込みをそのまま反映するものであり、記録全体ではありません。
- 記録に存在するのは、そのイベントが起きた時点で有効だったカテゴリだけです。セキュリティのカテゴリは常に有効です。
操作できる人
絞り込み、集計、書き出しには、設定を管理する権限が必要です。組織による分離が適用され、自由検索であっても、ほかの組織のイベントに照会が及ぶことはありません。
💡 ログイン、書き出し、ロールの変更、削除といったカテゴリがすでに分けられた、セキュリティ視点での読み方が必要な場合は、設定の高度なセキュリティにあるセキュリティイベントのタブを使ってください。同じ記録を、別の観点で整理して表示します。