コードとしての設定(エクスポート/インポート)
カスタムオブジェクトとカスタムフィールドをJSONファイルで別の環境に移行します。
「設定 → コードとしての設定(DevOps)」で、組織の設定(カスタムオブジェクトとカスタムフィールド)をJSONファイルとしてエクスポートし、別の環境(例:テスト環境から本番環境)へインポートできます。
エクスポート
「JSONをエクスポート」をクリックします。ダウンロードされるファイルには、カスタムオブジェクトと、すべてのカスタムフィールド(連絡先や会社などの標準オブジェクトに追加したフィールドを含む)が含まれます。システムフィールドはエクスポートされません。
差分の確認と適用(テスト → 本番)
ファイルを選択(またはJSONを貼り付け)し、「プランを確認」をクリックします。システムは適用前に差分(DIFF)を表示します:新規作成される内容(移行先に存在しないオブジェクト/フィールド)と、変更される内容(すでに存在するが、ラベル、ヘルプテキスト、必須設定、一覧表示、選択肢のオプションなどファイルの内容と異なるオブジェクト/フィールド)です。何かが削除されることはありません。差分がない状態で再インポートしても変更は発生しません(冪等性)。
これにより、テスト環境から本番環境へ設定を昇格(プロモート)させることができます。テスト環境で調整・検証し、エクスポートしたうえで、移行先で差分を確認してから適用します。再入力の手間や予期しない変更はありません。
- 元の環境(テスト)で設定をエクスポートします。
- 移行先の環境(本番)で「コードとしての設定」を開き、ファイルを選択します。
- 「プランを確認」をクリックし、新規作成される内容と変更される内容(差分)を確認します。
- 「インポートを適用」をクリックします。
💡 差分で変更されるのは安全な属性(ラベル、必須設定、ヘルプテキスト、一覧表示、設定)のみです。フィールドのAPI名と型はインポート時に変更されることはなく、既存データが保護されます。
💡 ファイル内のカスタムフィールドが、移行先に存在しない標準オブジェクトに属している場合、標準オブジェクトはシステム自体が提供するものであるため、警告付きでスキップされます。検証に失敗したフィールド(例:依存関係が欠けている数式)は、隠されることなく結果に報告されます。
💡 完全に分離されたテスト環境(独自のデータベース/ホスティング)はインフラの領域であり、お客様の運用に依存します。このツールが提供するのは、テスト/本番分離のソフトウェア層(環境間での設定のエクスポート、比較(差分)、昇格)です。
💡 エクスポートとインポートを行えるのは管理者(設定にアクセスできるプロフィール)のみです。すべてのエクスポートとインポートは監査証跡に記録されます。