電子署名(DocuSign)
あなた自身のDocuSignアカウント(BYOモデル)を使って、見積書を電子署名のために送信します。
電子署名連携は、あなた自身のDocuSignアカウント(BYOモデル: 自分のアカウントを持ち込む)を使用します。エンベロープはあなたのDocuSignアカウント内で作成・課金され、当社側でのコスト・マージン・仲介は一切発生しません。当社が行うのは、フィールドと見積書を署名のために送信するボタンを配線することだけです。
この連携は不活性な状態から始まります。フィールドを入力して有効化するまでは何も起こりません。アクセストークンはCRM内で暗号化して保存され、二度と表示されません。
前提条件
- エンベロープを送信する権限を持つDocuSignアカウント(デモ/テスト環境または本番環境)。
- DocuSignダッシュボードでApps and Keys(Account IDとBase URI)を閲覧し、OAuthアクセストークンを生成し、DocuSign Connect(Admin→Connect)を設定するためのアクセス権。
- Sellioにおいて、設定→連携で認証情報を保存し連携を有効化できる管理者権限。
入力する情報
- Account ID(API Account ID): あなたのDocuSignアカウントの識別子です。DocuSignダッシュボードの設定→Apps and Keysで確認できます。
- Account Base URI: あなたのアカウントのベースアドレスです。テスト環境ではhttps://demo.docusign.net、本番環境ではhttps://na3.docusign.netのようなアドレス(サブドメインはアカウントごとに異なり、同じApps and Keys画面に表示されます)。
- Access token(OAuth): 呼び出しを認可するために生成するアクセストークンです。CRM内で暗号化して保存されます。
- Connect HMACキー(webhook受信に必須): DocuSignがすべてのwebhookに署名する際に使用する秘密鍵です。Admin→ConnectでHMACを有効化し、生成されたキーをコピーしてください。これがないと、webhookは拒否されます(署名ステータスが自動で進みません)。
設定方法
- 設定→連携を開き、「電子署名(DocuSign)」カードを見つけます。
- Account ID、Base URI、Access token、Connect HMACキーを貼り付け、「認証情報を保存」をクリックします。
- 表示される「Webhook URL(DocuSign Connect)」をコピーし、DocuSignのAdmin→ConnectでそのURLを指すカスタム構成を作成し、エンベロープイベント(sent、delivered、completed、declined、voided)にチェックを入れます。
- 同じConnect構成で、CRMに貼り付けたのと同じキーを使ってHMACを有効化(Include HMAC signature)してください。これによりDocuSignはすべてのイベントをX-DocuSign-Signature-1ヘッダーで署名し、CRMがそれを検証します。
- CRMに戻り、「有効化」をクリックします。
見積書を署名のために送信する方法
- 商談を開き、見積書セクションに移動します。
- 希望のバージョンで「署名」をクリックし、署名者のメールアドレス(任意で名前も)を入力して確定します。
- CRMは見積書のドキュメントを含むエンベロープをDocuSignに作成し、署名者宛に署名依頼メールを送信します。
- 署名者の進捗に応じて、見積書の「署名」リストにステータス(送信済み→配信済み→署名済み)が表示されます。
💡 署名が完了し、そのリクエストが見積書に紐付いている場合、見積書は自動的に承諾済みとしてマークされます。DocuSignが未設定の状態で送信しようとすると、CRMは明確に警告し、認証情報が設定されるまでこの機能は不活性のままです。
現在の認証方式は、あなたが貼り付けるアクセストークンによるもの(最もシンプルな方法)です。将来的にはJWT grant(統合キー+秘密鍵)への移行を予定しており、貼り直しなしでトークンが自動更新されるようになります。
テスト方法
- デモ環境(Base URI https://demo.docusign.net)とテスト用のアクセストークンを使用してください。
- 見積書で「署名」をクリックし、自分自身のメールアドレスを署名者として入力して確定します。
- DocuSignからメールが届いたこと、見積書の「署名」リストに「送信済み」と表示されていることを確認してください。
- ドキュメントに署名し、ステータスが進む(配信済み→署名済み)ことと、見積書が承諾済みとしてマークされることを確認してください。これはDocuSign ConnectがCRMに届いた証拠です。
トラブルシューティング
- 送信時に401: アクセストークンが期限切れ(DocuSignのOAuthトークンは短命です)か間違っています。新しいトークンを生成して貼り直してください。Account IDとBase URIは同じアカウントのものである必要があります。
- アカウント/URLエラー: 正しいBase URI(テストではdemo.docusign.net、本番ではnaX.docusign.net。サブドメインはApps and Keysに表示されます)とAPI Account IDを確認してください。
- 見積書のステータスが更新されない: DocuSign Connectが届いていないか、HMAC署名が一致していません。Admin→Connectで、「Webhook URL(DocuSign Connect)」を指す構成が、エンベロープイベントとHMAC有効化(CRMに貼り付けたのと同じキー)で設定されているか確認してください。
- webhookが拒否される(invalid signature / HMACキーなし): セキュリティ上、CRMは署名付きwebhookのみを受け付けます。CRM内でConnect HMACキーが未入力か、DocuSign側と異なる場合、イベントは拒否されます。両側で同じキーに揃え、ConnectでHMACを再度有効化してください。
- ボタンが表示されない/何も起こらない: 認証情報がないため連携が不活性か、有効化されていません。フィールドを入力し、有効化をクリックしてください。
- Connect URLで404: 連携が無効化されたか、URLのトークンが変更されました。再有効化し、DocuSign側のURLを再設定してください。