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製品構成(BOM): 構成部品、原価、在庫の自動引き落とし

組立製品が何でできているか(部品表、つまりBOM)を登録すると、CRMが製造原価、現在の在庫で何個組み立てられるか、各資材がどこで使われているかを計算します。販売時や組立時には、構成部品の在庫が何階層でも自動的に引き落とされます。

製品構成(BOM、Bill of Materialsの略)は、組立製品を構成する部品を記述したものです。キット、セット商品、製造品などが対象になります。各構成部品はカタログにある別の製品で、数量を持ち、必要ならスクラップ率も持てます。構成部品そのものがさらに構成を持てるため、ツリーは多階層になります。自転車はフレーム1本と車輪2つでできていて、車輪はリム1本とスポーク30本でできている、という具合です。

構成を組み立てる

  1. 組立製品を開き、構成(BOM)に進みます。
  2. 製品と、組立品1個あたりの数量を選んで、構成部品を1つずつ追加します。
  3. 工程で損失が出る場合はスクラップ率を入力します。実際の消費量は調整済みの値で入ります。
  4. 同じ構成部品をもう一度追加すると数量が更新されるだけで、行が重複することはありません。

CRMが計算するもの

  • 展開: 指定した数量を生産するのに各原材料がどれだけ必要かを、全階層を合算して算出します。
  • 製造原価: 資材の原価の合計です。原価が未登録の資材があれば、CRMは数字をでっち上げずに、どの資材かを知らせます。
  • 組立可能数: 現在の在庫で何個生産できるか、そして生産を最も制約している資材はどれかを示します。
  • 使用先: ある資材を指定すると、それに依存するすべての組立製品が分かります。品切れが起きたときの影響範囲を知るのに役立ちます。

在庫の自動引き落とし

組立製品を販売または消費するときは、自動引き落とし(バックフラッシュ)を使います。CRMが構成を原材料まで展開し、各資材の在庫出庫を一度にまとめて記録します。これでキットを1つ売れば、手作業の伝票なしで構成部品の在庫が減ります。引き落とす前に、CRMはすべての資材に十分な残高があることを確認します。

製造指図

  1. 構成部品から品目を生産するには組立を使います。CRMが組立製品を入庫し、構成部品を出庫します。
  2. 直接の構成部品を消費するか(サブアセンブリを在庫している場合)、原材料を消費するか(在庫していない場合)を選びます。
💡 構成は自分自身を含められません。直接であれ間接であれ、製品が自分自身の中に入るような循環を作る構成部品の追加は、CRMがブロックします。

高度なパネル: 製品構成とBOM

より細かい管理が必要な業務向けに、製品のメニューには製品構成とBOMのパネルがあります。任意機能で初期状態はオフです。管理者がワンクリックで有効にでき、オフの間はシステムに何の変化もありません。有効にすると、シンプルな製品構成を置き換えることなく、2つの領域が追加されます。

  • 改訂管理された構成: 部品表のバージョンごとに記録され、リリースすると凍結されて以後変更できなくなります。展開と原価はその日付で有効なバージョンに従うので、過去に何を生産したかを正確に再現できます。
  • ガイド付きコンフィギュレーター: バリエーション(サイズ、色、電圧など)を持つ製品について、特性とその値を記述します。構成を組み立てると、CRMが組み合わせとルールをリアルタイムで検証し、結果となる品番(SKU)を導出します。
  • 価格と例外: 価格ルール(組立品の価格、構成部品の合計、属性別)を定義し、利益率つきで価格を計算します。割引や例外がポリシーから外れる場合は承認に回され、記録が残ります。
  • バリアントマトリクスと比較: 特性の組み合わせごとに品番(SKU)を固定でき、構成の2つの改訂を比較して、追加、削除、数量変更のあった箇所を確認できます。
  • コンフィギュレーターのルール: コードを書かずに単純なルールを作れます(ある選択肢が別の選択肢を必須にする、組み合わせられない選択肢、前提条件、選択数の最小と最大、単一選択)。独自のメッセージと、ブロッキングか警告かの重要度を設定できます。
💡 高度なパネルの原価と利益率は、コストの権限がある方にだけ表示されます。営業側を担当する方には、これらの数字は見えません。

ガイド付き構成(ニーズ、セグメント、用途から)

ガイド付きのタブは、コンフィギュレーターを質問形式の道案内に変えます。営業担当が特性を1つずつ手で選ぶ代わりに、簡単な質問(顧客が何を必要としているか、セグメント、用途、技術的または商業的な基準)に答えるだけで、CRMが構成を自動で組み立て、さらに適切な製品まで推奨します。

  1. モードを作成します。種類(ニーズ別、セグメント別、用途別、技術別、商業別)を選び、名前を付けます(例:「選ぶのを手伝って」)。
  2. 質問を追加します。回答の選択肢ごとに、どの特性と値を選択するかを指定し、必要なら推奨する製品も指定します。
  3. お試しをクリックして質問に答え、提案された構成、推奨製品、検証結果(組み合わせの妥当性とSKU)をリアルタイムで確認します。
💡 モードは特定の構成可能な製品に紐づけることも、汎用にすること(製品の推奨だけを行う)もできます。任意機能で、高度なパネルが有効なときにだけ表示されます。

表計算ファイル(CSV)から構成をインポートする

高度なパネルのインポート(CSV)タブでは、構成部品を1つずつ入力する代わりに、表計算ファイルから製品の構成を組み立てられます。行を貼り付けるかファイルを選ぶだけです。各行には構成部品の品番(SKU)、数量、必要ならスクラップ率を記載します。CRMは行を読み込み、1行ずつ確認し(SKUをカタログの製品に解決し、循環を拒否します)、準備できた行とエラーのある行を表示します。

  1. インポート(CSV)タブでCSVを貼り付けるかファイルを選び、行を読み込むをクリックします。
  2. 検証へ送信をクリックし、続いて検証をクリックします。CRMが各行を準備完了かエラーかで印を付けます。
  3. エラーがなければ改訂コードを入力し、新しい改訂に適用をクリックします。ドラフトの改訂が作られるので、リリースする前に確認できます。
💡 表計算ファイルのSKUがカタログに存在しない場合、その行はエラーになり、修正するまでインポートは適用されません。中途半端に作られることはありません。

製品をERPに紐づける

ERPのタブは、各製品をお使いのERP(SAP、NetSuite、Bling、Dynamics、Odoo、QuickBooks、Xero、または汎用ERP)の対応する品目に紐づけます。ERPと、そこでの品目の識別子を入力すると、CRMがこの紐づけと読み取りの履歴を保持します。読み取りは一方向です。CRMはERPから来た在庫とリードタイムを記録しますが、ERPに書き戻すことはありません。

💡 読み取り自体は、連携ハブで設定した認証情報を使い、お使いのERP連携を通じて実行されます。ERPのタブでは紐づけを管理し、直近の読み取りを確認できます。

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