複製された注文と放棄されたカート
「注文」タブには、CRM がプラットフォームから複製した販売が、取得元と読み取り時刻つきで表示され、注文ごとの明細も開けます。「放棄カート」タブには、途中で離脱したカートの件数、回復した件数、回復率、戻ってきた売上が表示されます。
この 2 つのタブは、小売の現場が毎日投げかける問いに答えます。何が売れたのか、そして何が売れかけたのか、です。サイドメニューの「リテール」にあり、リテールの業種機能が有効である必要があります。
「注文」タブ
表には 6 つの列があります。注文、チャネル、合計、状況、取得元、読み取り日時です。合計は注文自身の通貨で整形済みなので、複数通貨で販売する店舗でも、合算してはいけない数字が足し合わされることはありません。取得元はその注文がどのシステムから来たかを示し、読み取り日時はいつそこから読み取ったかを示します。この 2 列があるのは、CRM が注文の持ち主ではないからです。これがなければ、数字がここで計算されたように見え、それが古いものかどうか誰にも分からなくなります。
- 「リテール」を開き、「注文」タブのままにします。
- 絞り込むには、「状況」の欄に状況を入力します。空欄にするとすべての状況が表示されます。
- 注文番号をクリックすると「注文明細」が開き、品目、SKU、数量、合計の列が表示されます。
- 同じ番号をもう一度クリックすると閉じます。
注文に顧客がひもづいている場合、注文を開くとすぐ下に顧客のパネルも開き、identity、信頼度、世帯、嗜好が表示されます。一覧が空のとき、画面には複製された注文がまだない旨が表示されます。これはほとんどの場合、店舗との同期がまだ何も取ってきていないという意味であり、エラーではありません。
注文が重複して表示されない理由
店舗プラットフォームは通知を再送します。同じ注文が 2 回届いたり、新しい版の後に古い版が届くなど順序が入れ替わったりします。複製の仕組みは、その注文がどの取得元から来たか、外部での識別子は何か、すでに見た版はどれかを保持します。重複した通知や遅れて届いた通知は、単に何も起こしません。2 つ目の注文を作ることも、最新の状態を古いもので上書きすることもありません。だからピークの日にも一覧が重複であふれないのです。
「放棄カート」タブ
上部に 4 つのカードがあります。放棄、回復、回復率、回復した売上です。これらが一緒に並んでいるのは意図的です。放棄の件数だけでは何も決められません。どの EC でも放棄は大量に起こるからです。回復の運用を組む価値があるかを決めるのは、実際に戻ってきた売上と並んだ回復率です。
カードの下の一覧には、金額、点数、理由、放棄した日時、取得元が並びます。カートは、活動のないまま有効な状態が長く続くとこの一覧に入ります。無操作のしきい値を過ぎた時点で放棄と印が付きます。そのカートが購入に転換すると、購入によって戻った金額とともに回復として数えられます。回復率と回復した売上は、こうして形づくられます。
制限とよくある質問
- この 2 つのタブは参照専用です。ここで注文を編集、取消、返金することはできません。それは販売プラットフォーム側の作業のままです。
- 注文の合計は、プラットフォームが報告した値です。金額の食い違いは取得元で解決してください。CRM は次の読み取りから、その内容を反映します。
- 理由が入っていないカートは、「理由」の列にダッシュが表示されます。すべてのプラットフォームが放棄の理由を提供するわけではありません。
- 「読み取り日時」の列が極端に古い場合、問題は画面ではなく店舗との同期にあります。
- リテールの業種機能が有効でない場合、タブの代わりに業種機能が無効である旨の案内が表示されます。