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フィールドサービス

物件と設備 · 履歴は人ではなく現場に残る

フィールドサービスの業種機能では、履歴は連絡先ではなく住所と設置された設備に属します。この記事は「物件」タブの説明です。物件の登録、無駄足を防ぐ入場情報のブロック、役割つきの現場連絡先、メーカー・機種・製造番号つきの設備、そして経年、保証、繰り返す故障についてシステムが自ら立てるアラートを扱います。

フィールドサービスに携わる人は早い段階で気づきます。顧客は変わり、住所は残るということです。借主は出ていき、管理組合の理事長は代わり、担当マネージャーは異動しますが、同じ室外機は同じ屋上に残り続けます。だからこの業種機能は、履歴を物件と設備に保存します。その住所から電話がかかってきたとき、そこに何があり、誰が行き、何が壊れ、それが何回目かをチームが把握できるようにするためです。

物件を登録する

  1. メニューから「フィールドサービス」を開き、「物件」タブに進みます。
  2. 「物件名」「住所」「市区町村」を入力します。
  3. 「入場のメモ」と「ゲートの暗証番号」を入力します。無駄足をいちばん減らすのはこの 2 つの項目です。
  4. 「物件を追加」をクリックします。
  5. 一覧から物件を選ぶと、入場情報、設備、連絡先のパネルが開きます。

物件には種別があります。戸建て、商業施設、集合住宅、店舗、オフィス、倉庫、工場、賃貸物件、第三者所有物件から選びます。種別は一覧にラベルとして表示され、住宅向けの対応と建物の契約案件を見分けるのに役立ちます。

あえて目立たせている入場情報のブロック

物件に入場情報が 1 つでも入力されていると、パネルに「入場情報」という枠線つきの目立つブロックが表示されます。ここには、入場のメモ、ゲートの暗証番号、鍵、現場の動物、駐車、時間帯の制限、安全上の規則がまとまります。上部に目立つ形で置いてあるのは、この情報が登録内容の奥に埋もれていると、技術者が着いても入れず、訪問 1 回分がまるごと無駄になるからです。

💡 入場情報のブロックは作業の一部として扱ってください。初回訪問の後に書き足した 1 行、たとえば「18 時までは庭に犬が放されている」は、2 回目で元が取れます。

現場の連絡先と役割

物件のパネルには、役割つきで「連絡先」が並びます。現場連絡先、請求連絡先、技術連絡先、承認者、所有者、借主、施設管理担当です。実際の業務ではこの区別が効きます。扉を開ける人が見積を承認する人であることはまれですし、見積を承認する人が請求書を受け取る人であることもまれです。

設置されている設備

「設備」のブロックには、その物件に設置されているものが、メーカー、機種、名称、ある場合は製造番号とともに表示され、ステータスも並びます。稼働中、停止、交換済み、保証期間内です。これは住所を取引資産に変える台帳です。4 台を持つ顧客は、1 台の顧客の 4 倍の継続業務になります。

設備ごとに計測値、イベント、独自のタイムラインが蓄積されます。案件の履歴ではなく、資産の履歴です。この蓄積がアラートの元になります。

システムが自ら立てるアラート

「概要」タブに「設備アラート」のブロックがあります。種類は、経年、保証まもなく満了、保証満了、保守の遅延、繰り返す故障、交換の商機です。誰かが入力したリマインダーではありません。設備の年数、保証の日付、そして作業履歴そのものから導かれます。

: ヴィラ・ローザ集合住宅には設備が 6 台登録されています。製造番号 8842-C の 1 台は 2018 年に設置され、14 か月で 3 件の依頼が発生し、保証は昨年満了しました。「概要」には、この 1 台について 3 つのアラートが同時に表示されます。経年、繰り返す故障、保証満了です。「交換」タブでは、スキャンの後に同じ設備が商機一覧の先頭に、理由と概算金額つきで現れます。4 回目の苦情を言っていた顧客が、交換提案の相手に変わります。

制限と権限

  • このタブは、「設定 · 業種」でフィールドサービスの業種機能が有効なときにだけ存在します。
  • 物件は、システムの他の部分と同じく、お客様のスコープと権限に従います。
  • 「ルート」タブで物件を経路に組み込むには、緯度と経度が必要です。座標がなければ立ち寄り先の一覧に入りません。
  • 物件の設備の登録と保守は、連携機能とシステムのターミナルから行います。物件の画面は、各設備の台帳とステータスを物件と一緒に表示します。
  • 物件を削除すると、その登録は消えます。現場にひもづく作業履歴がある場合は、削除せず内容を修正するほうを選んでください。

よくある質問

  • 顧客の所有者が変わりました。物件を登録し直す必要がありますか。ありません。連絡先と役割を更新してください。物件、設備、履歴はそのまま残ります。
  • 5 店舗を持つ顧客は 1 件の登録ですか、5 件ですか。同じ顧客にひもづく 5 件の物件です。「商談」タブの拠点別の請求集計が正しく合計できるのは、この形だからです。
  • 「入場情報」のブロックが出ないのはなぜですか。入場に関する項目が 1 つも入力されていないからです。伝えるべきことがあるときにだけ現れます。
  • 特定の設備の履歴はどこで見られますか。設備ごとに独自のタイムラインがあり、計測値とイベントが、その設備に対して行われた作業から蓄積されます。
  • アラートは自然に消えますか。アラートの原因になった事実が変われば表示されなくなります。たとえば、遅れていた保守を実施した後などです。

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