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フィールドサービス · 作業指示書に技術者をスケジュールし派遣する

フィールドサービスは、作業指示書に対して技術者の訪問をスケジュールし、日ごとの配車ボードで管理します。現場に出るメンバーを技術者として設定し、日時と住所を指定して訪問を予約し、技術者を割り当ててステータスを追跡します。二重予約はシステムが防ぎ、時間の重複は目立つように表示されます。

フィールドサービスは、作業指示書と現場に向かう技術者をつなぎます。既にあるものをそのまま活用します。指示は「作業指示書」オブジェクト、技術者はテナントのユーザー、スキルと稼働可能量はリソースプランニングから取得されます。あなたが行うのは、現場に出るメンバーを設定することと、訪問を予約することだけです。

技術者を設定する

  1. メニューの「サービス」グループからフィールドサービスを開きます。
  2. 「技術者」タブを開きます。一覧にはテナントのすべてのメンバーが表示されます。
  3. 現場に出るメンバーの「フィールド技術者」にチェックを入れます。部門とスキルは、そのメンバーがリソースプランニングにプロファイルを持っている場合に表示されます。

訪問を予約する

  1. 配車ボードで日付を選び、「訪問をスケジュール」をクリックします。
  2. 作業指示書、技術者、訪問の開始と終了、住所を選択します。
  3. 作業指示書にひもづく活動を自動で作りたい場合は、「技術者向けにリマインダーを作成」にチェックを入れたままにします。
  4. 「予約」をクリックします。訪問はその日のボードの、担当技術者の列に入ります。

派遣して追跡する

  1. 配車ボードは技術者ごとに1列を表示し、その日の訪問を時刻順に並べます。
  2. ステータスはカード上で直接変更できます。予約済み、派遣済み、移動中、現場到着、完了、キャンセル済みです。
  3. 「予約」タブでは技術者と期間で絞り込み、担当技術者を変更し、一覧のままステータスを調整できます。
💡 同じ技術者が同じ時間帯に2件の訪問を持つことはできません。予約、日程変更、再割り当てのいずれでも、重複はブロックされます。すでに重なりが存在する場合は、ボードが該当カードを赤で強調するので、そこから修正できます。

アクセス権はサービスモジュールに従います。予約、再割り当て、ステータス変更には書き込み権限のあるロールが必要です。閲覧のみのロールは、変更せずにボードを見ることができます。

顧客とのコミュニケーション

「コミュニケーション」タブは、顧客に先回りしてお知らせを送ります。予約リマインダー、技術者の到着予定時刻を伝える「向かっています」のメッセージ、作業後のフォローアップ、不在着信への返信メッセージです。SMS、メール、WhatsApp、アプリ内のいずれかで送信されます。

  1. フィールドサービスの「コミュニケーション」タブを開きます。
  2. 「メッセージを送信」でイベントとチャネルを選び、宛先を入力して送信します。顧客プロファイルの指定は任意です。
  3. 「メッセージテンプレート」では、イベントとチャネルごとに自分の文面を保存できます。独自のものを作るまでは、システムが組み込みの既定値を使います。{{customerName}}、{{eta}}、{{techName}} などの変数が使えます。
💡 外部チャネル(SMS、メール、WhatsApp)は、顧客がそのチャネルへの同意を与えている場合にのみ送信されます。同意がない場合、メッセージはスキップされて記録され、送信されることはありません。アプリ内メッセージに同意は不要です。

フォームとチェックリスト

「フォーム」タブでは、職種ごとにチェックリストや点検フォームを作成できます。項目にはさまざまな型(はい/いいえ、テキスト、数値、選択、写真)を使えます。ジョブで入力すると、各回答が不適合を報告でき、監督者が提出を承認または却下します。

  1. 「フォーム」タブを開き、テンプレートを作成します。名称、職種、種類(チェックリスト、点検、フォーム)を指定します。
  2. ラベルと型を指定して項目を追加します。必須のものにはチェックを入れ、不適合の印を付けるべき値(たとえば fail や false)を「回答が次の値のときに不適合とする」に設定します。
  3. 技術者が入力して提出すると、システムが記入漏れを確認して不適合に印を付けます。その後、監督者が承認または却下します。
💡 提出を承認に回せるのは、必須項目がすべて回答されている場合だけです。却下された提出はやり直しのために再開できますが、承認済みのものは確定です。

技術者のルート

「ルート」タブは、ある日の技術者向けに最適化された訪問順序を組み立てます。座標を持つ物件から立ち寄り先を選ぶと、システムが移動を最小化するように順序を決め、区間ごとの距離と時間、そして合計を表示します。

  1. 「ルート」タブを開き、日付と技術者を選び、時間の見積りに使う平均速度を指定します。
  2. 訪問する物件にチェックを入れます(緯度と経度がある物件だけが表示されます)。
  3. 「ルートを作成」をクリックすると最適化された順序が得られます。「公開」でその日の計画を確定します。
💡 ルートに組み込めるのは座標のある物件だけです。物件に緯度と経度を追加すると、ルートに含められるようになります。

オンラインからの予約受付

「予約」タブは予約リクエストを登録します。システムはサービスエリアと希望日の空き状況を確認し、リクエストを受け付けるか、理由(エリア外、または空きなし)を付けて拒否します。受け付けたリクエストは、確認、拒否、あるいはジョブへの変換ができます。

  1. 「予約」タブを開き、リクエストを入力します。顧客名、電話番号、住所、業種、サービスエリア、希望日と希望時間帯です。
  2. 送信します。エリアと空き状況が合えば「新規」として登録され、合わなければ理由を付けて拒否されます。
  3. 一覧で「新規」のものを確認または拒否します。確認済みのものは、後からジョブに変換できます。
💡 サービスエリアは登録済みのサービスゾーンに照らして検証され、その外側のリクエストは拒否されます。空き状況の判定には、希望日の配車キャパシティがそのまま使われます。

更新提案の商談(サービスから売上へ)

「更新提案」タブは、老朽化した設備を売上に変えます。スキャンが設備アラート(使用年数、繰り返す故障、保証切れ)を読み取り、設備ごとに更新の商談を作ります。リスク信号の数に応じたスコアが付き、シンプルな営業ファネルで追跡できます。

  1. 「更新提案」タブを開き、「商談をスキャン」をクリックします。更新の商談として印が付いた設備が1件の商談になります。
  2. 商談ごとに進めます。見積を出し、その後「成約にする」か「失注にする」を選びます。追わないものは「対象外にする」を選びます。
  3. 再スキャンは安全です。すでに進めた商談を後退させることなく、スコアと理由を更新します。
💡 推定金額は優先順位付けを助けるための価格であり、原価でも利益でもありません。スコアは、その商談の裏付けとなるリスク信号(使用年数、繰り返す故障、保証の状態)の数を数えたものです。

施工ボード(屋根工事と請負工事)

「施工」タブは、屋根工事や請負工事の現場を施工ボードで管理します。各プロジェクトは段階(見積、許認可、予定確定、施工中、手直し、クローズアウト、完了)を進み、承認済みの変更指示で調整された契約金額を持ち、パンチリストで締めくくられます。

  1. 「施工」タブを開き、プロジェクト名と契約金額を入力してプロジェクトを作成し、それを選択します。
  2. ボードの段階に沿って進めます。天候で現場を止める場合は「天候待機」を有効にします。
  3. 変更指示(範囲や金額の変更)を追加します。承認すると契約金額が調整されます。パンチリストを作り、クローズアウトまで項目を消し込みます。
  4. 許可証(要申請、申請済み、承認済み、完了)と単位ごとの数量拾いを、プロジェクト内で記録します。
  5. 暴風被害の工事では保険金請求(保険会社、請求番号、請求金額、免責金額)を登録し、申請から支払いまで追跡します。顧客への正味額は請求金額から免責金額を引いた額です。
💡 調整後の金額は、契約金額に承認済みの各変更指示を足したものです。ボードを「完了」にするとプロジェクトは完了扱いになります。必要であればクローズアウトに戻して再開できます。

商用サービス契約(B2B)

「商用」タブは、B2B のサービス契約と、商用の作業を規定する条件を保管します。SLA 応答時間、作業指示ごとの上限額(NTE)、PO が必須かどうか、そして承認しきい値です。契約に照らしてジョブを評価し、許可されるか、ブロックされるか、承認が必要かを確認できます。

  1. 「商用」タブを開いて契約を作成します。契約名、SLA 応答時間、ジョブごとの NTE、PO 必須、承認しきい値を指定します。
  2. 「ジョブを評価」を使います。契約を選び、金額と PO の有無を入力します。
  3. 結果には、許可かブロックか(NTE 超過、または PO が必須なのに未登録)、承認が必要か(しきい値超過)、そして SLA 期限が表示されます。
  4. 定期点検(予防保全)を設定します。名称と間隔(月)を指定すると、システムが次回日付を管理し、期限または予定として表示します。実施したものは完了にすると日付が繰り上がります。
  5. 複数拠点の請求集計を使うと、1つの顧客の請求書を全拠点分まとめて確認できます。請求済み、支払済み、未払い残高の合計と、拠点別の内訳が表示されます。
💡 NTE 超過と PO の未登録はジョブをブロックします。承認しきい値の超過はブロックせず、承認へ回します。表示される金額はすべて顧客向けの価格であり、原価や利益ではありません。

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