自由講座と EdTech:随時募集、体験レッスン、学習進捗、そして戻ってきてもらうまで
オンライン講座のプロファイルをオンにすると、サイクル全体が一度に立ち上がります。締切のない随時募集、体験レッスン、そのまま決済も受けられるオンライン申込フォーム、数字を決してでっち上げない学習進捗、修了証、次の講座、そして途中で止まってしまった人への復帰の案内。教育バーティカルの一部で、任意機能です。管理者がオンにするまでは無効のままです。
「自由講座と EdTech」のブロックは、教育画面のいちばん下にあります。新しいモジュールが増えるわけではありません。プロファイルをオンにして、これまでの波ですでに作られてきたものを束ねるだけです。だからこそ、しばらくシステムを使ってきた学校では、すべてが一度に姿を現します。
随時募集とは、締切のないサイクルのこと
プロファイルをオンにすると、種別が「募集」で、状態が「受付中」、出願の締切も合格発表の締切も持たないサイクルが作られます。この「持たない」ことこそが本質です。自由講座では、受講したいと決めたその日に申し込むものであり、欄を埋めるためだけに締切を入力すれば、存在しない期限について期限切れアラートが飛び始めます。後からそのサイクルに締切を追加すると、画面はもうそれを随時募集とは呼ばず、理由も添えて伝えます。日付の決まった期別コホートになった、つまり別物になった、ということです。
無反応はゼロではない
学習進捗は、中立コネクタを通じて学習プラットフォームのシグナルから読み取ります。直近30日間の「提出した課題数」を「提出+未提出」で割った値です。活動シグナルがない場合は出席率にフォールバックし、フォールバックしたこと自体も明記します。シグナルがまったくない場合、その列は「未計測」と表示され、比率は空欄になります。0% になることは決してありません。
答えはもう一つあります。そのプラットフォームを読めるコネクタが一つもない場合、状態は「判断できない」になります。これは「調べたが何も見つからなかった」とは別物です。この二つの文が語っているのは違う世界であり、画面はそれをきちんと分けて扱います。
答えは二択ではなく三択
次の講座への適性も、復帰案内の対象かどうかも、答えは常に「はい」「いいえ」「判断できない」の三つのいずれかです。講座を修了した人は次の講座の自然な候補ですし、順調に進んでいる人も同じです。いま受講中の講座で苦しんでいる人はそうではありません。一つ目で溺れかけている人に二つ目を売るのは、今朝クレームを入れたばかりの顧客に更新料を請求するようなものです。そして学校が計測できない人には「判断できない」が返り、理由も明示されます。判断するのは人だからです。
次に来る講座はどれか
レコメンドが読むのは、自校の申込履歴だけです。この講座を受けた人は、あの講座も受けている、という形です。同じ受講者が二つの講座を受けた実績がまだ一つもなければ、リストは空で返り、その旨と、何人分を調べたのかを併せて伝えます。何もでっち上げません。どの講座がその提案を引き出したのか、その裏に何人の受講者がいるのかも、画面に表示されます。
辞めた人と、静かになった人
退学は日付の入った事実であり、学習プラットフォームは要りません。取り消された申込が一件あれば十分です。静かになったというのは別の話です。何かが計測していて初めて「静か」と言えるからです。申込が有効なままシグナルがまったくない受講者は「判断できない」として返り、目に見えるようリストには残りますが、推測だけで案内が送られることはありません。
案内は教育コミュニケーションサービスから送られる
再アクティブ化ジャーニーも他のジャーニーと同じで、初期状態はオフで用意されます。この画面から復帰を促しても、ここがメールを送ることはありません。メッセージは教育コミュニケーションサービスに渡され、そちらが受信者ごとに判断します(保護者ゲート、同意、その人の言語、家庭ごとの上限)。そして一人につき一行、理由つきで記録します。受け取らなかった人の分も含めてです。ジャーニー自身も送信できてしまえば、それは鍵が一つもかかっていない二つ目の扉になります。
体験レッスン、決済、修了証
体験レッスンは種別が「体験レッスン」のイベントで、チェックインはイベント画面がもともと記録している区分をそのまま使います。未予約、予約済み、参加、無断欠席です。オンライン申込フォームは、決済オフ・金額なしの下書きとして作られます。公開することも課金することも意図的な行為であるべきですし、課金には自社の決済ゲートウェイの接続も必要だからです。
修了証は申込の修了から発行されるのであって、進捗バーが高いから発行されるのではありません。95% は修了ではありませんし、進捗バーで発行された修了証こそ、学校が認可を失う原因になります。その認定が有効期間を月数で宣言していれば、画面は修了日から失効日を計算します。宣言していなければ、勝手に作り出さず「有効期間の宣言なし」と表示します。
正直に伝えるべき制約が一つあります。どのプログラムがどの認定を授与するのかを、システムはまだ記録していません。そのため、失効日を見たいときは認定を自分で選ぶ必要があります。この二つを紐づけるにはスキーマ変更が必要で、この波では意図的にスキーマを一切変更していません。