授業料:プラン・割引・財務ミラー
授業料プランを適用開始日付きの版で組み立て、各割引が他の割引とどう組み合わさるか(合算・単独適用・上限・順序)を明示し、財務システムからミラーした学生ごとの残高を、常にデータの鮮度とともに確認できます。教育業種向け機能で、管理者が有効にするまでは既定でオフです。
教育画面に「授業料」ブロックが加わります。版で管理される価格プラン、組み合わせルールを明記した割引、そして学生ごとの財務ミラーです。
ここで CRM が行わないこと
CRM は授業料を請求せず、払込票も請求書も発行しません。督促のサイクルもありません。請求と入金が表示されるのは、財務システムがそれを報告したからです。請求業務は今あるシステムに残ります。
適用開始日を持つ、版で管理されるプラン
各プランは変わらないコードを持ち、価格ごとに 1 つの版を持ちます。値上げするときは、適用が始まる日付を指定して新しい版を作成します。システムは指定した日付に適用されていた版を選ぶため、今日価格を変更しても過去の請求は変わらず、署名済みの契約に触れることもありません。
金額は通貨とともに最小単位で保存され、プランには割引の上限を設定できます。これはすべての割引を合計した場合の上限です。
割引:組み合わせ方を明示する
すべての割引は、自身の組み合わせ方を宣言します。他の割引と合算するか、単独で適用するかのどちらかです。同じ排他グループの割引同士は競合し、最も有利なもの 1 つだけが適用されます。割合は、割引前の金額に対しても、カスケードで残額に対しても適用できます。順序は「順序」の値で決まり、同値のときはコード順になるため、結果は常に同じです。
合計がプランの上限を超えると、システムは後ろの割引から順に圧縮します。優先度の高い割引はそのまま残り、どれが圧縮されたかが画面に表示されます。
シミュレーション
シミュレーションでは、割引前の金額、順番に適用された割引、割引後の金額、そして分割払いの金額が表示されます。何も保存されず、誰にも請求されません。対象外になったものとその理由(適用期間外、グループで選ばれなかった、上限に達した、条件を満たさない)も一覧で示されます。
鮮度の印が付いた財務ミラー
学生の財務ブロックには、請求額、入金額、残高、延滞、次回支払期日が表示されます。各行には連携元システムと読み取り日時が付き、データが古いときや、そもそもデータがないときは、画面がそれを正直に伝えます。延滞は支払期日と残高から読み取り時に算出されます。
データは CSV ファイルまたは ERP 連携から取り込まれ、処理は冪等です。同じファイルを取り込み直しても行が更新されるだけで、重複が作られることはありません。