患者 · 登録、機微情報、同意
「患者」画面は、クリニックが対応する人の事務的な登録簿で、患者 360 のビューを備えます。ここでは、番号を表に出さずに識別子を追加し、目的とチャネルごとに同意を記録・撤回し、本人確認書類と法定代理人を暗号化して保管し、書類のチェックリストを管理します。機微情報の閲覧はすべて記録されます。
「ヘルスケア」を開き、「患者」に進みます。ヘルスケアのメニューが見当たらない場合、この業種機能はまだ有効になっていません。管理者に「設定 · 業種」で有効にするよう依頼してください。
患者を登録する
- 「新規患者」をクリックします。
- 「氏名」を入力します。必須項目はこれだけです。
- 分かっていれば「生年月日」と「性別」も入力します。
- 「保存」をクリックします。患者がステータスつきで一覧に表示されるようになります。
- 患者の行の「360 を開く」をクリックすると、残りの情報を確認し補完できます。
番号を表に出さない識別子
患者 360 の中に「識別子」のセクションがあります。体系(たとえばマイナンバーや保険証の名称)と値を入力します。保存すると、システムは値をブラインド化した形で保管します。完全一致での検索はできますが、番号を読める形では保持しません。そのため識別子の一覧には体系だけが表示され、登録した本人にも値が返されることはありません。
機微情報と「開示」ボタン
「機微情報」のセクションには、本人確認書類と法定代理人が保管されます。この 2 つの項目は暗号化されており、既定では表示されません。画面には、何かが登録されていることだけが示されます。中身を見るには「開示」をクリックします。システムは閲覧の目的を尋ね、復号して値を返すと同時に、誰が、どの患者について、どんな目的で読んだか、緊急アクセスだったかどうかをアクセス記録として保存します。
この記録は変更も削除もできません。監査や本人からの請求のときに出てくる問い、つまり自分のデータを誰がいつ何のために見たのか、に答えるためにあります。
同意: 送信の関門
「同意」のセクションには、目的とチャネルの組み合わせごとに患者の許諾が記録されます。選べる目的は、ケアの調整、診療に関する事務連絡、請求と支払い、ケアプログラム、予防的な連絡、マーケティング、研究、遠隔診療、第三者への提供です。チャネルは、メール、SMS、WhatsApp、音声通話、プッシュ通知、郵送です。
- 「目的」を選びます。
- 「チャネル」を選びます。
- 同意を記録するには「許可」を、オプトアウトを記録するには「撤回」をクリックします。
- 一覧に、その組み合わせが現在のステータスとともに表示されます。
最も重要な区別はこれです。ケアやすでに契約済みのサービスに関わる事務的な目的は、機能するために明示的な同意を必要としません。マーケティング、研究、第三者への提供は必要とします。一方、オプトアウトはすべてに効きます。患者がその目的とチャネルの組み合わせを撤回していれば、事務連絡であっても、緊急の内容であっても、送信は止められます。
同意は画面上の注意書きではありません。送信の瞬間に検証されます。つまり、撤回した人にはキャンペーンもリマインダーもリコールも、そもそも届きません。
書類のチェックリスト
同じく患者 360 の中で、「書類のチェックリスト」は、クリニックが患者ごとに求める書類、たとえば身分証や保険証を追跡します。項目を追加し、届いたら受領済みにし、その後で承認または却下します。状態は、未着、受領済み、承認、却下、期限切れで、要約には必須項目があと何件不足しているかが表示されます。
ファイルそのものはこのチェックリストに保存されません。すでに CRM へアップロードされた添付を参照するので、同じ書類の写しが別々の場所に 2 つできることを防げます。
よくある質問
- 識別子の番号を後から見られますか。見られません。読み返せないようにするために、値はブラインド化して保管されています。番号が必要な場合は、現物の書類か添付にあります。
- 同意を撤回すると履歴は消えますか。消えません。撤回は、その目的とチャネルの組み合わせの新しい状態として記録され、送信の場面で即座に効力を持ちます。
- なぜ診断や経過が画面に出ないのですか。この業種機能が、設計上の判断として事務的な範囲に限られているからです。臨床情報は医療機関の臨床システムに残ります。
- 機微情報を開示できるのは誰ですか。患者の画面にアクセスできる人です。本当の保護はボタンを隠すことではなく、開示のたびに氏名と目的が記録されることにあります。