患者のリコールとコミュニケーションポリシー
リコールは、しばらく来院していない患者を呼び戻す仕組みです。チャネルごとに未来院期間のルールを作ると、プレビューが該当する患者数と、実際に連絡できる人数を表示します。コミュニケーションでは、送信を控える時間帯、タイムゾーン、患者ごとの1日の上限といった自院の送信ポリシーを定めます。2つの画面は連動し、どちらでも同意が最優先されます。
2つの画面はヘルスケアメニューにあり、リコールとコミュニケーションという名前です。正しい順番はコミュニケーションを先に設定することです。すべてのリコールが通る絞り込みだからです。
送信ポリシー
コミュニケーションを開きます。この画面には、施設全体に適用されるポリシーが1つだけあります。
- 送信ポリシーを有効にするにチェックを入れます。
- 送信を控える時間帯の開始と終了を設定します。たとえば21:00と08:00です。
- タイムゾーンを選びます。これが患者にとっての夜の時間帯を決めます。
- 患者1人あたりの1日の上限を設定します。初期値は3で、最大は100です。
- 保存をクリックします。
ポリシーが無効の場合、送信は同意だけを尊重します。有効にすると、送信を控える時間帯と1日の上限も尊重されるようになります。これは、夜11時にリマインダーを送ってしまう、同じ人に同じ日に4通送ってしまうという、クリニックで最もよくある失敗に対する備えです。
明示された例外が1つあります。緊急のメッセージは、送信を控える時間帯と1日の上限を越えて送信されます。決して越えないのは同意とオプトアウトです。患者がそのチャネルを撤回している場合、緊急のメッセージであってもそこからは送信されません。
リコールのルールを作る
- リコールを開きます。
- 新規ルールで、ルールの名称を入力します。
- 未来院の日数を設定します。初期値は180で、指定できる範囲は1から3650です。
- チャネルをsms、email、whatsapp、voice、pushから選びます。
- 作成をクリックします。ルールが一覧に表示されます。
ルールは単純で検証しやすい絞り込みです。最後の受診が指定した日数より古い患者が対象になります。複数のルールを併用でき、たとえば全体向けにSMSで180日のルール、特定の対象向けにメールで365日のルールを持つことができます。
プレビューがこの画面の要です
ルールを選んでプレビューをクリックします。2つの数字が並んで表示されます。対象はルールが見つけた患者数です。連絡可能は、サンプルのうち、絞り込みを通過して実際にメッセージが届く人数です。使用したサンプルの大きさも画面に表示されます。
数字の下には、学びのある部分が続きます。除外の理由です。同意なし、オプトアウト、送信を控える時間帯、上限到達の4つです。これにより、対象が少ないのは人がいないからなのか、同意の記録が足りないからなのかが分かります。
ルールを管理する
ルール一覧では、各行に名称、未来院の日数、チャネルが表示され、プレビューと削除のボタンが並びます。削除するとルールが消えますが、患者にも同意にも影響しません。ルールは絞り込みにすぎないからです。
2つの画面のつながり
プレビューにおける連絡可能性の計算は、コミュニケーション画面で定めたポリシーとまったく同じものを使います。送信を控える時間帯を広げたり1日の上限を下げたりすれば、同じリコールのプレビューは次の瞬間から連絡可能な人数を少なく表示します。そして患者360で登録する同意は、ポリシーでも緊急性でも回避できない層になります。
よくある質問
- 送信ポリシーは誰が変更できますか。個人の好みではなく施設全体の設定です。運用を管理する人の操作として扱ってください。
- 連絡可能がサンプルから算出されるのはなぜですか。プレビューのたびに全患者を評価すると遅くなるからです。サンプルでも実際の比率は得られ、その大きさは画面に表示されます。
- 緊急のメッセージはすべてを無視しますか。無視するのは送信を控える時間帯と1日の上限です。オプトアウトと同意を無視することは決してありません。
- ルールを削除すると、すでに連絡した履歴も消えますか。消えません。絞り込みとして存在しなくなるだけです。