管理者向けセキュリティ
管理者が管理するセキュリティのレバー:二段階認証(2FA)、企業向けSSO/SCIM、フィールドレベルのデータマスキング、プライバシー。
CRMアカウントのセキュリティは管理者の責任です。ここでは、人々がどのように認証されるかから、各ロールが機微なフィールドで何を閲覧できるかまで、あなたが管理できるレバーを紹介します。
二段階認証(2FA)
「設定」→「セキュリティ」で二段階認証(Google AuthenticatorやAuthyなどのアプリを使ったTOTP方式の2FA)を有効化でき、必要であれば必須に設定できます。2FAを必須にすることで、パスワードが漏洩しただけでは侵入を許しません。広範なアクセス権を持つロールには2FAを必須にすることを推奨します。
- アカウントで2FAを有効化し、まず自分自身のユーザーでテストします。
- どのロールに対して必須にするかを設定します。
- チームに、復旧コードを安全な場所に保管するよう案内します。
SSOとSCIMプロビジョニング
会社がID プロバイダー(Okta、Microsoft Entra/Azure AD、Google Workspaceなど)を利用している場合は、「設定」→「連携」からシングルサインオン(SSO)と自動ユーザープロビジョニング(SCIM)を接続できます。SCIMを使うと、IdP側のグループに参加・離脱した人がここでも自動的に作成・無効化され、手動入力や権限の消し忘れがなくなります。
フィールドレベルのデータマスキング
全員がすべてを見る必要はありません。ロールの権限設定(「設定」→「ロールと権限」)で、フィールド単位のアクセスを制御でき、正当な必要性のないロールに対して機微なフィールド(書類番号、財務データ、個人の連絡先など)をマスキングできます。ユーザーにはそのフィールドが存在することは見えますが、内容は見えません。
プライバシーとデータ保護
「設定」→「プライバシー」には、データ主体からの請求(エクスポート、訂正、削除)に対応し、データ保護ポリシーを適用するためのツールがあります。これらのツールは、単一の法令に限定されず、各国・各地域のプライバシー規則への準拠を支援します。「運用とガバナンス」で説明したデータ保持と組み合わせて活用してください。