メールのクリック計測
シーケンスやフローのステップから送られるメールのリンクは、クリックを数えてその場で遷移先へ転送する専用アドレスを経由します。画面上でクリック数が見えるボタンが必要な場合は、マーケティングの CTA を使ってください。
メールの開封からは多くを読み取れません。開いて無視する人はたくさんいます。強いシグナルはクリックです。特定の何かへの関心を示すからです。クリック計測はこれを、受信者を煩わせずに測ります。受信者はこれまでどおり遷移先へ直行します。
仕組み
送信前に、CRM が本文中の各リンクのアドレスを専用のアドレスに置き換えます。誰かがクリックすると、CRM がクリックを記録し、ただちに本来の遷移先へ転送します。受信者にとっては、通常のリンクとまったく同じ挙動です。
- 置き換えられるのは、http または https で始まる絶対リンクだけです。
- 配信停止のリンクは決して計測されません。リストから抜ける権利の妨げにならないようにするためです。
- ページ内のアンカー、メールアドレス、相対リンクはそのままです。
- 転送は即時です。保存されたアドレスが無効だった場合、クリックはエラーにならず、システムの安全なページに着地します。
計測が適用される場所
- シーケンスから送られるメール: 自動的に適用されます。ステップの本文に通常どおりリンクを書くだけです。
- フローやキャンペーンの中のメールステップ: 自動的に適用されます。
- リンク付きで公開されたソーシャル投稿: リンクは計測付きで出て、クリックはソーシャルの指標に表示されます。
- メールタブからの一斉配信: リンクは書いたままの形で送られ、アドレスの置き換えは行われません。そのメッセージでクリックが重要なら、キャンペーンやシーケンスとして組み立てるか、CTA を使ってください。
人ごとのクリック一覧を表示する画面はありません。クリックが育てるのはエンゲージメントの履歴です。キャンペーンの分析に反映され、セグメントの条件としても「メールのクリック数」の項目で使えます。たとえば2回以上クリックした人のセグメントを作れます。
クリック数が見える CTA
クリック数を画面で直接見たいときは CTA を使います。マーケティングを開き、「その他」をクリックして CTA のカードを選びます。
- 名前、ボタンの文言(120文字まで)、遷移先のアドレスを指定して CTA を登録します。
- 必要であればキャンペーンにひもづけると、そのキャンペーンのレポートに含まれます。
- 「リンクをコピー」をクリックし、そのアドレスをメール、サイト、必要な場所で使います。
- CTA の行そのものにクリック数が表示されます。
Example: チームが、サイトの PDF を指す「価格設定ガイドをダウンロード」という CTA を作ります。リンクはナーチャリングのシーケンスと LinkedIn の投稿に貼られます。1週間後、CTA の行には214クリックと表示され、同じ一覧で「デモを予約」の37クリックと比べられます。
制約と権限
- シーケンスとフローのメールでは、計測をオフにする方法はありません。常に適用されます。あなたが制御できるのは自社サイトのページ計測のほうで、そちらは任意です。
- ワークスペースのどのユーザーも、CTA の一覧とクリック数を参照できます。
- CTA の作成、編集、削除には、ワークスペースを管理する権限が必要です。
- CTA の遷移先アドレスは http または https で始まる必要があります。それ以外のアドレスは転送されません。
よくある質問
- 受信者は気づきますか。いいえ。転送は一瞬で、指定したアドレスに到達します。
- 同じ人が繰り返しクリックすると2回数えられますか。カウントはクリックを1件ずつ合計します。人ごとのエンゲージメントには、クリック数のセグメント条件を使ってください。
- CTA の遷移先を変えると過去のクリックは消えますか。いいえ。カウントは同じ CTA に残ります。
- すでに送信済みのメールに使われていた CTA を削除しました。古いリンクは転送しなくなります。削除より遷移先の差し替えを選んでください。