製品バリエーション
製品バリエーションは、同じ製品の選択肢(サイズ、色、プラン、素材など)を登録するオブジェクトです。それぞれが独自の SKU と、基準価格に対する調整額を持ちます。選択肢ごとに製品を複製しなくても、カタログを整理された状態に保てます。
Tシャツ S、Tシャツ M、Tシャツ L を3つの別々の製品として登録すると、カタログが荒れ、製品別のレポートが壊れ、説明、原価、カテゴリを3回繰り返すはめになります。バリエーションは、基準となる製品を1つに保ち、そこに選択肢をぶら下げるためにあります。
どこにあるか
製品のメニューにある「製品バリエーション」の項目です。既定の表示はテーブルで、バリエーション、製品、SKU、価格調整、有効の列が並びます。ボードは製品ごとにグループ化するので、品揃え表を一度に見渡すのに便利です。
項目
- バリエーション: 必須です。選択肢の名前で、「サイズ L」や「Pro プラン」のようなものです。
- 製品: 必須です。このバリエーションの基準となる製品を、製品の一覧から選びます。
- SKU: そのバリエーション固有のコードです。
- オプションの種類: サイズ、色、プラン、素材、その他のいずれかです。バリエーションの軸を表します。
- 価格調整: 製品の基準価格に加算または減算される金額です。マイナスも受け付けます。
- 有効: そのバリエーションが提供中かどうかです。選択肢が廃番になったときは、削除せずにチェックを外してください。
登録のしかた
- まず製品で、基準となる製品を通常の価格とともに登録します。
- 「製品バリエーション」を開き、「新規」をクリックします。
- バリエーションに選択肢の名前を入れ、基準となる製品を選びます。
- その選択肢の SKU を入力し、オプションの種類を選びます。
- 価格調整に基準価格との差額をプラスまたはマイナスで入力し、有効にチェックを入れたままにします。
- 選択肢ごとに繰り返します。品揃え表を確認するには、製品でグループ化したボードを開きます。
Example: 製品「Sellio Tシャツ」は R$ 50.00 です。3つのバリエーションを作ります。サイズ S、種類はサイズ、SKU は CAM-P、調整は R$ 0.00。サイズ L、SKU は CAM-G、調整は R$ 0.00。サイズ XL、SKU は CAM-GG、調整は R$ 10.00 で合計 R$ 60.00 です。いつか S が廃番になったら、削除せずに有効のチェックを外してください。過去の注文は意味を保ったままになります。
バリエーションがすることと、しないこと
注文の確定時に驚かないために、この部分は重要です。バリエーションはカタログ上の記録です。選択肢を整理し、SKU を保管し、価格の差を記録します。
- 価格調整は、見積、提案書、注文、案件の明細に自動で適用されるものではありません。見積を作るときは基準となる製品を追加し、選んだバリエーションの調整額を踏まえて、行の最終価格を入力します。
- バリエーションは独自の在庫を持ちません。残高は在庫モジュールでの製品のものです。
- バリエーションはガイド付きの構成機能ではありません。組み合わせのルール、SKU のマトリクス、リアルタイムの検証が必要な場合は、管理者が有効にする製品構成とBOMのパネルを使ってください。
よくある質問
- 基準価格より大きいマイナスの調整を入れました。価格はマイナスになりますか。マイナスで請求することに意味はありません。下限をゼロと考え、基準価格を見直してください。価格を上回る値引きは、登録が誤っている兆候です。
- バリエーションを選んでも見積の価格が変わらないのはなぜですか。調整額は参考情報だからです。見積では行の価格を入力してください。
- 色とサイズのように、軸を2つ持てますか。1つのレコードが1つの選択肢です。2軸の組み合わせには、組み合わせごとに独自の SKU を持つバリエーションを登録するか、マトリクスを扱う製品構成のパネルを使ってください。
- 使用中のバリエーションを削除しました。過去の見積から消えますか。見積は販売した内容を保持するので、履歴は変わりません。それでも、削除より有効のチェックを外すほうを選んでください。
💡 SKU には、製品コードと軸を組み合わせるなど、予測しやすい命名規則を使ってください。インポート、エクスポート、そして在庫や基幹システムとの突き合わせが楽になります。